グラグラの歯を抜いた後、麻酔が切れてくると、抜歯した部分がズキズキと痛み出すことがあります。この抜歯後の痛みをコントロールするために、歯科医師は痛み止め(鎮痛剤)を処方します。処方された痛み止めを適切に服用することで、抜歯後の不快感を和らげ、スムーズに回復することができます。痛み止めは、痛みが本格的に始まる前に服用するのが効果的です。麻酔が切れる少し前、あるいは歯科医師の指示があったタイミングで最初の痛み止めを服用しましょう。痛み止めは、痛みを感じてから服用するよりも、痛みが軽いうちに服用する方が効果を発揮しやすいからです。処方された痛み止めは、通常数日分が出されます。痛みが続く間は、用法・用量を守って定期的に服用しましょう。痛みが軽くなってきたら、徐々に服用回数を減らしたり、痛むときだけ服用したりと調整していきます。ただし、自己判断で服用を中止したり、量を増やしたりせず、必ず歯科医師や薬剤師の指示に従ってください。抜歯後の痛みは、通常2~3日をピークに徐々に落ち着いてきます。しかし、痛みが強くなる一方の場合や、痛みが長引く場合(1週間以上など)は、「ドライソケット」(抜歯窩の血餅が剥がれて骨が露出してしまい、強い痛みを伴う状態)や、感染などのトラブルが起きている可能性があります。このような場合は、我慢せずに抜歯を受けた歯科医院に連絡し、再診を受けましょう。適切な処置が必要になります。痛み止め以外にも、感染予防のために抗生物質が処方されることもあります。抗生物質は、細菌の繁殖を抑え、抜歯窩の感染を防ぐために重要です。処方された場合は、症状が軽快したとしても、指示された日数分を飲み切るようにしましょう。抜歯後の痛みの感じ方には個人差がありますが、痛み止めを適切に活用することで、ツラい痛みを乗り越えることができます。もし薬について何か不安な点や疑問があれば、遠慮なく歯科医師や薬剤師に相談してください。
抜歯後の痛みコントロール薬の活用法