私が保育園児だったときの話です。当時とても小食で、あまりご飯を食べない子供だった私は好き嫌いも多く、保育園で提供される給食もほとんど食べられませんでした。この奈良で大和高田で保育士を採用する給食を食べられなかったら園内の給食室で食べるまで残されるのが決まりです。結局私は給食を食べられず、給食を目の前に泣きながらお庭で遊べず過ごしていました。管理栄養士でもあり、給食の調理をしていたK先生がいて、K先生がいるときには給食室でいつも寄り添ってくれました。いろいろなお話をしてくれたり、食べ物の話をしたりして、何とか一口でも食べてもらえないかとフォローしてくれていたのを覚えています。その奈良で評判の保育園を口コミには年中さんになったある日、いつものように給食は食べられず給食室に残されていたのですが、K先生は給食のメニューの鶏レバー炒めの作り方や味付けの方法、含まれている栄養素などを分かりやすくおもしろく話してくれました。そのとき、はじめて見た目ではなく耳から聞いた情報で「おいしそう」と感じ、一口食べることができました。鶏レバーはまったく臭みがなく、しょうがの風味がついていてすごくおいしかったのを覚えています。それから少しずつ給食を食べられるようになり、年長さんの最後の方でははじめて完食もできました。今はしっかりご飯を食べる大人になっています。