知識
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舌のピリピリ?赤い斑点とストレスとの関係
舌のピリピリ感や赤い斑点といった症状は、身体的な原因だけでなく、精神的なストレスとも深く関連していることがあります。現代社会においてストレスは避けられないものですが、その影響は口腔内にも現れることがあります。ストレスが溜まると、自律神経のバランスが乱れ、免疫機能が低下することが知られています。免疫力が低下すると、普段は悪さをしない常在菌が増殖しやすくなったり、ウイルスや細菌に対する抵抗力が弱まったりします。その結果、舌炎や口内炎ができやすくなり、舌の表面に炎症による赤い斑点や、ピリピリとした灼熱感が生じることがあります。また、ストレスは唾液の分泌量にも影響を与えます。唾液には口腔内を清潔に保ち、細菌の増殖を抑える働きがありますが、ストレスによって唾液の分泌が減少すると、口腔内の乾燥が進み、粘膜が刺激に弱くなります。乾燥した状態の舌は、小さな刺激でもピリピリとした痛みを感じやすくなり、また、乾燥が原因で舌の表面が荒れ、赤い斑点が生じることもあります。さらに、ストレスによる睡眠不足や栄養バランスの偏りも、舌の健康に悪影響を及ぼします。十分な休息と栄養は体の回復力を高め、口腔内の健康維持にも不可欠です。ストレスが原因であると思われる症状の場合、まずは日常生活におけるストレス要因を見直し、リラクゼーションや趣味の時間を設ける、適度な運動を取り入れるなど、ストレス軽減に努めることが大切です。しかし、症状が改善しない場合や、強い痛みがある場合は、歯科医師や心療内科医に相談し、適切なアドバイスや治療を受けることをお勧めします。