知られざる歯科医院の真実

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  • 上顎の口内炎、薬は何を選べばいい?市販薬と処方薬

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    上顎にできてしまった痛い口内炎。一刻も早く治したいけれど、薬局にはたくさんの種類の薬が並んでいて、どれを選べば良いのか迷ってしまいますよね。また、市販薬で対応できるのか、それとも病院で処方薬をもらうべきなのか、判断に悩むこともあるでしょう。ここでは、上顎の口内炎に使える薬の種類と、その選び方のポイントについて解説します。まず、市販されている口内炎治療薬には、いくつかのタイプがあります。軟膏・クリームタイプは、患部に直接塗るタイプの薬です。炎症を抑える成分(ステロイドや非ステロイド性抗炎症薬)、痛みを和らげる局所麻酔成分、殺菌成分、粘膜を保護・修復する成分などが配合されています。上顎のような塗りにくい場所には、指や綿棒を使って優しく塗布します。唾液で流れやすいというデメリットもありますが、広範囲に使えるのが特徴です。パッチ(貼り薬)タイプは、患部に直接貼り付けて保護するシール状の薬です。薬の成分が持続的に作用し、外部からの刺激も防げるため、痛みの軽減効果が高いのが特徴です。ただし、上顎の奥の方など、貼りにくい場所や剥がれやすい場所には不向きな場合があります。また、小さな口内炎に適しています。スプレータイプ:患部に直接噴霧するタイプの薬です。手が届きにくい上顎の奥にも簡単に薬液を届かせることができます。炎症を抑える成分や殺菌成分が含まれているものが多いです。広範囲に手軽に使用できますが、薬液が流れやすいという側面もあります。内服薬タイプは、ビタミンB2、B6、ビタミンCなどを主成分とする、口内炎の体質改善や栄養補給を目的とした飲み薬です。直接的な痛み止め効果はありませんが、口内炎ができやすい体質の方や、治りを早めたい場合に補助的に使用されます。市販薬を選ぶ際のポイントは、まず自分の症状に合ったタイプを選ぶことです。痛みが強い場合はパッチタイプや局所麻酔成分入りの軟膏、塗りにくい場所ならスプレータイプ、といった具合です。薬剤師に相談して、適切な薬を選んでもらうのも良いでしょう。次に、病院で処方される薬についてです。市販薬で症状が改善しない場合や、痛みが非常に強い場合、口内炎が広範囲に広がっている場合、あるいは原因が特定できない場合などは、歯科医院や口腔外科、耳鼻咽喉科を受診すると、より専門的な治療薬が処方されます。