長年、口内炎に悩まされてきた私なりに、口内炎ができやすい場所のランキングを作ってみるとしたら、どのような順位になるでしょうか。あくまで個人的な経験と、周囲の人々の話を聞いた上での私見ですが、共感してくださる方もいるかもしれません。まず、堂々の第一位は、やはり「舌の側面や先端」です。ここは食事の際や会話中に、うっかり歯で噛んでしまいやすい代表的な場所です。一度傷がつくと、そこから口内炎に発展し、さらに食事のたびに刺激されて悪化するという悪循環に陥りがちです。特に疲れている時や、慌てて食事をしている時は、この悲劇が起こりやすいように感じます。第二位は、「下唇の裏側」です。ここもまた、食事中に噛んでしまったり、熱い飲み物で「アチッ」となったりしやすい場所です。歯並びによっては、特定の歯が慢性的に当たることで、同じ場所に繰り返しできるという人もいるのではないでしょうか。鏡で見ないと気づきにくいですが、一度できると食事のたびに地味な痛みが続きます。第三位は、「頬の内側」です。これも噛み癖がある人にとっては、頻繁に悩まされる場所でしょう。特に奥歯に近い頬の粘膜は、噛みやすく、一度できると治りにくい印象があります。ストレスで無意識に食いしばっている時なども、頬の内側を傷つけてしまうことがあるようです。第四位は、「歯茎」です。歯ブラシが強く当たりすぎたり、硬い食べ物が刺さったりすることで、傷がつきやすい場所です。歯周ポケットの近くにできると、歯周病との関連も気になるところです。歯磨きのたびにしみるのは本当に辛いものです。第五位は、少し意外かもしれませんが「喉に近い舌の付け根あたり」です。ここは自分では見えにくく、飲み込むときの違和感や痛みで初めて気づくことが多いです。風邪のひき始めかと思ったら、実は口内炎だったという経験もあります。原因ははっきりしないことが多いですが、免疫力が落ちている時にできやすい気がします。もちろん、口内炎ができる場所や頻度は、個人の口腔環境、生活習慣、体質などによって大きく異なります。しかし、これらの「できやすい場所」を意識しておくことで、例えば歯磨きの際に特に丁寧にケアしたり、食事の際に噛まないように注意したりと、予防に役立つかもしれません。
口内炎ができやすい場所ランキング私見